2024春・京都の人気スポットと梅を楽しむ【梅①】

この記事では、京都の人気スポットを巡りながら梅を楽しむ、およそ一日コース(所要時間：5時間)を紹介します。所要時間は、最初のスポットの拝観開始から最後のスポットの拝観終了までの時間を記しています。

行き先は、以下の4か所です。
京都駅からもアクセスしやすい堀川通沿いの二条城をスタートし、地下鉄やバスで中心地の京都御苑に移動します。その後、西に移動して北野天満宮、さらに北西に移動して金閣寺へ向かいます。北野天満宮と金閣寺周辺には地下鉄が通っていないので、バスやタクシーでの移動が便利です。

以下に記載した各スポットの拝観時間は、平均的なものです。また移動時間は、道路が混雑していない時に安全運転をした車での移動を想定しています。

　二条城 🌺　(1時間15分)
　　⇩　(15分)
　京都御苑 🌺　(1時間)
　　⇩　(15分)
　北野天満宮 🌺　(1時間)
　　⇩　(15分)
　金閣寺　(1時間)

🌺マークがついているスポットは、美しい梅が楽しめます。

観光には、以下に紹介しているような貸切タクシーを活用することをお勧めします。

また、上記の貸切タクシーは宿泊地まで送迎してくれます。車寄せのあるおすすめホテルは例えば以下が挙げられます。

　ザ・リッツ・カールトン京都を宿泊予約（Trip.com）

　ホテルオークラ京都を宿泊予約（Trip.com）

　パークハイアット京都を宿泊予約（Trip.com）

掲載されている写真はすべて、サイト運営者であるAKIRAが自ら撮影しました (^^)/
梅の時期は、桜の時期よりも観光客が少なく、穴場も多いです。

　二条城

京都の名城、二条城は徳川家康によって築かれ、1994年に世界遺産に登録されています。国宝の二の丸御殿には狩野派による障壁画があり、二の丸庭園は特別名勝です。
二条城には約90本の梅があり、そのほとんどが城内南西部の梅林に植えられています。紅梅、白梅、桃色梅、シダレウメ、1本の木に紅白の花を咲き分ける源平咲き分けなどが早春に城を彩り、見頃の間に公開されます。梅実は近隣の商店街の方々によって収穫・有効活用されています。

2023年3月13日(月曜日)10:30AM撮影

詳細は ⇒ 二条城

2024年2月22日(木曜日)2:00PM撮影

詳細は ⇒ 二条城

　京都御苑

京都御苑は、かつては天皇の居所であり、現在は千年以上にわたる歴史を有する広大な公園です。約100ヘクタールに及ぶ敷地で、九門五口の出入口があり、仙洞御所や拾翠亭などが敷地内にあります。
京都御苑の梅は、約180本の樹木が立ち並ぶ梅林があり、これらは京都各地の神社から譲り受けた由緒ある木々です。昭和20年代に接ぎ木で育てられたもので、2月中旬から3月中旬にかけて赤や白、ピンクの花が美しく咲き誇り、清々しい香りを楽しめます。「思いのまま」という、一本の木から色を咲き分ける珍しい梅もあります。梅林北側の桃林でも3月中旬から桃の花が楽しめ、タイミングが合えば、桜と梅と桃の3つの花が楽しめます。梅の開花状況は公式サイトで確認できます。

2023年3月7日(火曜日)8:30AM撮影

詳細は ⇒ 京都御苑・出水の小川周辺

2024年1月23日(火曜日)7:30AM撮影

詳細は ⇒ 京都御苑・出水の小川周辺

2024年2月27日(火曜日)7:00AM撮影

詳細は ⇒ 京都御苑・出水の小川周辺

　北野天満宮

北野天満宮は、学問の神様として有名な菅原道真公を御祭神としておまつりしており、全国約1万2000社の天満宮・天神社の総本社です。御本殿は国宝で、桃山建築です。四季折々の景色が楽しめる点も魅力です。
2月上旬から3月下旬には、梅苑「花の庭」が特別公開されます。白梅や紅梅、一重や八重など、約50品種・約1,500本の梅が境内に植えられ、梅の香り漂う華やかな散策路を楽しめます。展望台からは360度にわたる梅苑の眺望を楽しめるほか、茶屋もあります。2月25日には梅花祭や梅花祭野点大茶湯も行われ、多くの参拝者でにぎわいます。梅苑ライトアップでは夜ならではの艶ある観梅も楽しめる魅力的な場所です。

2023年3月2日(木曜日)1:00PM撮影

詳細は ⇒ 北野天満宮

2023年3月17日(金曜日)8:30AM撮影

詳細は ⇒ 北野天満宮

2024年2月3日(土曜日)8:00AM撮影

詳細は ⇒ 北野天満宮

2024年2月20日(火曜日)12:30PM撮影

詳細は ⇒ 北野天満宮・梅苑

　金閣寺

金閣寺は、正式名称を鹿苑寺といい、臨済宗相国寺派に属しています。足利義満が室町時代の1397年に造営された山荘「北山殿」に始まります。義満の死後、この別邸を寺として「鹿苑寺」と名付けました。舎利殿「金閣」が特に有名なため一般的に金閣寺と呼ばれています。鹿苑の名は、お釈迦さまが初めて説法されたと伝えられる地「鹿野苑」に由来し、足利義満の法号「鹿苑院殿」にちなんでいます。金閣寺は歴史的な起源を持ち、金閣を中心とした美しい庭園・建築は極楽浄土をこの世にあらわしたと言われ、訪れる人々を魅了しています。