2024春・鴨川沿いの桜を楽しむ【桜①】

この記事では、鴨川沿いの桜や有名な観光スポットである伏見稲荷大社で桜を楽しむ半日コース(所要時間:5時間)を紹介します。所要時間は、最初のスポットの拝観開始から最後のスポットの拝観終了までの時間を記しています。

行き先は、以下の4か所です。
鴨川は、京都御苑の最北で東西に分かれ、西側が賀茂川、東側が高野川となります。まずは川が分かれる前の三条大橋付近で桜を楽しみましょう。鴨川を眺めながらコーヒーが飲めるスターバックスもこの三条大橋にあります。次に、北西に移動すると、半木の道と言われる桜並木や、そのまま進むと京都府立植物園の入り口があります。最後に、かなり南への移動にはなりますが、有名スポットの伏見稲荷大社でこのコースは終了です。

以下に記載した各スポットの拝観時間は、平均的なものです。また移動時間は、道路が混雑していない時に安全運転をした車での移動を想定しています。

 ・鴨川沿い(三条大橋)
🌸 (15分)
   ⇩ (30分)
 賀茂川沿い(半木の道)🌸 (30分)
   ⇩ (0分)
 ・京都府立植物園
🌸 (1時間30分)
   ⇩ (45分)
 伏見稲荷大社 🌸 (1時間30分)

🌸マークがついているスポットは、美しい桜が楽しめます。

掲載されている写真はすべて、サイト運営者であるAKIRAが自ら撮影しました (^^)/
桜の時期の京都は特に人気です。歴史的な建物や他の草花とのコラボレーションなど、桜だけでは味わえない様々な魅力があります。
この記事では、実際に訪れた際のひとことコメントと共に、各々の魅力を紹介していきます。

桜を楽しむ他のコース
 2024春・嵐山周辺の桜を楽しむ【桜➁】
 2024春・風情ある祇園の桜を楽しむ【桜➂】
 2024春・八坂の塔周辺の桜を楽しむ【桜④】
 2024春・平安神宮周辺の桜を楽しむ【桜➄】
 2024春・京都の桜の名所を楽しむ【桜⑥】


鴨川沿い(三条大橋)

三条大橋は、豊臣秀吉の命により1590年に架橋されました。この橋は公的交通路の基軸を担い、豊臣秀吉の支配権の象徴となりました。橋の擬宝珠には「日本の石柱橋としては最初のものだろう」と記され、63本の切石柱が地中に埋め込まれた頑丈な橋です。室町時代には既に存在していた簡素な橋が、秀吉の時代に本格的なものとして整備されました。現在の橋は1950年に改修され、秀吉時代の石柱が北西に残されています。

2023年3月14日(火曜日)撮影
(^^)/ AKIRAのひとことコメント
早朝散歩です。京都の中心地で最も速く咲く桜の一つ(河津桜)です。3月の14日ですが既に満開の終わりかけです。

京都の中心地で最初期に咲く河津桜

京都の中心地で最初期に咲く桜の一つです。

この時季でも少し葉桜になっているくらい早く咲きます。

華やかな季節の始まりを告げてくれます。

2024年2月27日(火曜日)7:00AM撮影
(^^)/ AKIRAのひとことコメント
早朝散歩です。私の知る限りでは「京都の市街地の中で最も早く咲く桜」です。今年もキレイに咲き始めました。

早朝の河津桜

この時季の6:30AM頃はまだ明るくなりきっていません。

早咲きの桜

もともと早咲きの桜ですが今年は一層早いような気がします。

まだ満開ではありません。1週間から10日後くらいに再度行くつもりです。

2024年3月10日(日曜日)7:00AM撮影
(^^)/ AKIRAのひとことコメント
早朝散歩時に撮影しました。2月27日にも来ましたが、本日再訪です。本日のほうが満開に近かったでしょうか。この辺りの鴨川沿いを散歩した際は是非見物してください。

満開の河津桜

7:00AM頃。満開です。

とても華やかです。春の始まりですね。

三条大橋の西側

三条大橋の西側を南へ少し下ったところに咲いています。

アクセスは、以下のマップを確認してください。


賀茂川沿い(半木の道)

半木の道は賀茂川の堤防上にある、珍しいしだれ桜の並木道です。73本の桜が春にはトンネルのように美しく咲き誇り、花見と散歩を楽しめます。春には特に八重紅しだれ桜が目を惹き、地元の人々に親しまれています。また、隣接する京都府立植物園の自然環境も魅力の一つです。

2023年3月26日(日曜日)撮影
(^^)/ AKIRAのひとことコメント
桜を観るために少し立ち寄りました。

少し雨が降る賀茂川沿い

6:30AM頃です。少し雨が降って曇っています。

咲いてはいますが雨の影響もあって少し散り気味でしょうか。

雨降りの桜

キレイに咲いているように見える樹もありますが、ここの満開時はもっとキレイです。

再訪しました。(2023年4月2日撮影)

清々しい朝の桜

6:30AM頃。キレイに咲いています。天気も良く清々しい朝です。

気持ちよい朝散歩

ここの朝散歩は本当に気持ちよいのでお勧めです。

朝陽を浴びる満開の桜

満開ですね。朝陽を浴びて輝いて見えます。

2024年4月10日(月曜日)6:30AM撮影
(^^)/ AKIRAのひとことコメント
早朝散歩です。この景色が、無料で何時でも観られるんです。朝なら、御覧のとおりヒトもそれほど多くありません。お勧めです。

賀茂川沿いの桜

賀茂川沿いの桜は、私はここが一番好きです。

こんなに間近で満開の桜が観られます。

休憩するベンチ

休憩するベンチも充実しています。

花見だけならここで十分

花見だけならここで十分だと思うくらい、良い桜が観られます。

アクセスは、以下のマップを確認してください。


京都府立植物園

京都府立植物園では、3月上旬から4月下旬にかけて約180種類・500本の桜が咲き誇ります。園内にはソメイヨシノやヤエベニシダレなどの一般的な桜のほか、珍しい品種も植えられています。春の花見シーズンには、様々な種類の桜が順次開花し、園内を彩ります。特に4月上旬からはソメイヨシノが見頃を迎え、多くの花見客が訪れます。京都市民にとっても定番のお花見スポットとして親しまれています。

2024年4月7日(金曜日)1:00PM撮影
(^^)/ AKIRAのひとことコメント
ご覧のように満開でした。ピクニックをしている方が多かったです。桜だけではなく、桃も見られました。

京都府立植物園に入って最初に見られるのがチューリップです。色によってはまだつぼみでした。

しだれ桜

こちらはしだれ桜です。木々の間に通路があるので、そちらを歩きながら鑑賞します。

これらは、観覧温室の隣にあるスペースで見られるソメイヨシノです。

下から見たソメイヨシノ

レジャーシートを敷いて仰向けになってみました。

桃の花

同日に桃の花も見ることができました。

アクセスは、以下のマップを確認してください。


伏見稲荷大社

伏見稲荷大社は、日本全国で親しまれるお稲荷さんの総本宮として知られ、稲荷山に奈良時代に創建されました。境内では多くのキツネの像があり、絵馬には可愛らしいキツネが描かれています。特に注目されるのが千本鳥居で、願いが叶った感謝の象徴として奉納されています。1300年以上の歴史を持ち、境内には約1万基の鳥居が立ち並びます。伏見稲荷大社は、五穀豊穣や商売繁盛、家内安全などの祈願が行われ、多くの信者や観光客が訪れます。その信仰は時代を超えて続き、人々に幸福をもたらす社として大切にされています。

2024年4月4日(火曜日)6:30AM撮影
(^^)/ AKIRAのひとことコメント
早朝に桜を観に、啼鳥菴の周辺のみ散策しました。あと数日後が見頃でしょうか。新緑もキレイになってきました。

啼鳥菴近くの桜

啼鳥菴近くの桜が少し咲いていました。

伏見稲荷にいる猫

伏見稲荷は猫がたくさん居ます。

キレイに咲いている桜

今年はキレイに咲いている桜を見つけるのが難しかったです。

伏見稲荷の魅力の赤い鳥居

やはり伏見稲荷の魅力は赤い鳥居ですよね。

桜は他所でも観られますが、この千本鳥居はここでしか観られません。

アクセスは、以下のマップを確認してください。


2024春・鴨川沿いの桜を楽しむ【桜①】いかがでしたか?
京都府立植物園は観光客の方は少なく穴場だと思います。ぜひ素敵な桜を楽しんでください。

桜を楽しむ他のコース
 2024春・嵐山周辺の桜を楽しむ【桜➁】
 2024春・風情ある祇園の桜を楽しむ【桜➂】
 2024春・八坂の塔周辺の桜を楽しむ【桜④】
 2024春・平安神宮周辺の桜を楽しむ【桜➄】
 2024春・京都の桜の名所を楽しむ【桜⑥】