2024春・京都の桜の名所を楽しむ【桜⑥】

この記事では、京都の桜の名所を楽しむ半日コース(所要時間:5時間)を紹介します。所要時間は、最初のスポットの拝観開始から最後のスポットの拝観終了までの時間を記しています。

行き先は、以下の4か所です。
京都の北西を楽しむ桜の名所尽くしのコースです。金閣寺や北野天満宮があるエリアです。仁和寺から龍安寺は徒歩15分ほどです。龍安寺から立命館大学を超えて東へ行くと平野神社があります。二条城まではかなり南へ向かうので、バスやタクシーを利用しましょう。

以下に記載した各スポットの拝観時間は、平均的なものです。また移動時間は、道路が混雑していない時に安全運転をした車での移動を想定しています。

 ・仁和寺 🌸
 (1時間30分)
   ⇩ (5分)
 ・龍安寺 🌸
 (1時間)
   ⇩ (10分)
 ・平野神社 🌸
 (45分)
   ⇩ (15分)
 ・二条城
🌸 (1時間15分)

🌸マークがついているスポットは、美しい桜が楽しめます。

掲載されている写真はすべて、サイト運営者であるAKIRAが自ら撮影しました (^^)/
桜の時期の京都は特に人気です。歴史的な建物や他の草花とのコラボレーションなど、桜だけでは味わえない様々な魅力があります。
この記事では、実際に訪れた際のひとことコメントと共に、各々の魅力を紹介していきます。

桜を楽しむ他のコース
 2024春・鴨川沿いの桜を楽しむ【桜①】
 2024春・嵐山周辺の桜を楽しむ【桜➁】
 2024春・風情ある祇園の桜を楽しむ【桜➂】
 2024春・八坂の塔周辺の桜を楽しむ【桜④】
 2024春・平安神宮周辺の桜を楽しむ【桜➄】


仁和寺

仁和寺は春になると、満開の桜で彩られます。特に有名なのが「御室桜」と呼ばれる遅咲きの桜で、江戸時代から庶民に親しまれ、多くの和歌に詠まれてきました。近代になって国の名勝に指定され、京都を代表する桜の名所となりました。この桜は4月中旬に見頃を迎え、その美しさは「日本さくら名所100選」にも選ばれています。また、御室桜の背が低い理由について、岩盤ではなく粘土質の土壌であることが最近の発掘調査で判明し、新たなロマンを感じさせます。

2023年4月3日(月曜日)9:00AM撮影
(^^)/ AKIRAのひとことコメント
御室桜がほぼ満開で見応え十分でした。

御室桜を観に行きました。

満開に近い状態でしょうか。天気が良くて清々しいです。

やはりこのアングルは映えますね。御室桜に似合います。

草花との競演

他の草花との競演も見応えがありました。

2024年4月11日(火曜日)9:00AM撮影
(^^)/ AKIRAのひとことコメント
御室桜が満開とのことで、開門と同時に拝観しました。境内はとても広く、大型バス用の駐車場も備えていますので、修学旅行や団体の方が多いです。

御室桜を観に仁和寺へ

御室桜を観に行きました。車で行ったので東門から入ります。

中門と歩道脇に咲く桜

中門と歩道脇に咲く桜です。

御室桜

御室桜です。

御室桜と五重塔です。

境内の草花

境内の他の草花もキレイでした。

中門から見た二王門

中門から見た二王門です。

二王門近くに咲く桜

二王門近くに咲く桜もキレイでした。

アクセスは、以下のマップを確認してください。


龍安寺

京都の龍安寺は、方丈庭園で知られ、春には特にシダレザクラが美しく咲き誇ります。この臨済宗妙心寺派の禅寺は1450年に創建され、方丈庭園は石庭であり、その美しさは1975年にエリザベス女王にも絶賛されました。桜の種類による微妙な開花時期の違いから、長期間にわたって楽しむことができ、約400本の桜が境内を飾ります。方丈庭園の石庭や鏡容池など、龍安寺は桜の季節に訪れる価値があります。世界文化遺産にも登録され、桜の美しさと歴史的な価値を同時に堪能できる場所です。

2024年4月2日(火曜日)8:30AM撮影
(^^)/ AKIRAのひとことコメント
開門と同時に拝観しました。他の拝観者がほとんど居らず、ゆっくりできました。駐車場や池の周りの桜がキレイに開花していました。

駐車場脇の桜です。龍安寺の桜の中で一番キレイでした。

おなじみ石庭

おなじみ石庭です。

方丈の中

方丈(ほうじょう)の中です。襖絵が美しいです。

参道です。方丈へ入る前は人混みでしたので、出た後に撮りました。

西の庭の桜

西の庭の桜です。ここは非公開です。どうにか隙間を見つけて背伸びして撮りました。

鏡容池(きょうようち)周辺の桜です。これもキレイですね

鏡容池と桜とユキヤナギ

鏡容池と桜とユキヤナギです。

アクセスは、以下のマップを確認してください。


平野神社

平野神社は平安時代から桜の植樹が続き、約60種400本の桜があります。氏族の氏神であったため、各公家が桜を奉納し、蘇りと生産繁栄を祈ったと言われます。歴史的な名社である平野神社は794年に創建され、重要文化財の社殿を有しています。江戸時代には庶民にも夜桜が開放され、「平野の夜桜」は花見の名所となりました。珍しい桜が多く、平野神社原木の桜も存在します。社内には魁桜、寝覚桜、平野妹背、手弱女、突羽根など約60種類の桜があり、咲く時期に差があるため、1か月半にわたり様々な桜を楽しむことができます。社殿は重要文化財に指定され、平野神社は桜の名所として知られ、花見茶屋も賑わいます。

2023年3月17日(金曜日)撮影
(^^)/ AKIRAのひとことコメント
桜の咲き始めですね。あと10日~2週間ほどすると見頃になるでしょう。菜の花は一足先にキレイでした。

この時季はまだ西南側の広場の桜は咲いていませんね。菜の花はキレイです。

魅桜がようやく咲き始めたところです。あと1週間~10日ほどすると見頃でしょうか。

2024年3月30日(土曜日)6:00AM撮影
(^^)/ AKIRAのひとことコメント
早朝散歩で「魁桜」を観に行きました。この桜が咲くと京都の花見が始まると云われています。桜苑の桜はまだ咲いていませんでしたが、菜の花がキレイでした。

魁桜は、他の桜に先駆けて咲くことから名付けられたとのことです。

まだ全体が満開になっていないこの時季は、広場が有料エリアになっていませんし、それほど混雑していません。

2024年4月6日(土曜日)6:00AM撮影
(^^)/ AKIRAのひとことコメント
一週間前にも行きましたが、その時はまだ枝垂れ桜だけしか咲いていなかったので、再び行きました。御覧のとおり何本もの桜が咲き乱れていました。さすが桜の名所です。

東の鳥居から神門へ

東の鳥居から神門を眺めます。

境内南側の広場

境内南側の広場です。普段は無料なのですが、桜のピーク期間は有料エリアになります。

桜の名所の平野神社

満開時の昼間は大混雑しますので、行くのであれば早朝をお勧めします。

アクセスは、以下のマップを確認してください。


二条城

二条城は大政奉還の舞台として有名で、徳川家康によって建設された後、現在の規模に家光によって完成されました。城内には50品種・約300本の桜があり、毎年「二条城桜まつり」が開催されます。このイベントでは、桜の美しさをより引き立てるためにライトアップが行われ、幻想的な雰囲気が楽しめます。また、桜の開花に合わせてプロジェクションマッピングなど様々なイベントも開催され、訪れる人々に新たな魅力を提供しています。二条城の桜は春の訪れを告げ、城内全域に美しい桜が咲き誇ります。

2023年3月31日(金曜日)午後撮影
(^^)/ AKIRAのひとことコメント
昼過ぎに訪問。桜は本数も多く満開に近い状態で大変見応えがありました。

この日の二条城は全ての箇所で見頃でした。

天気にも恵まれて最高の花見日和でした。

本丸庭園の桜

本丸庭園です。キレイに咲いています。

空の青さも美しい

空の青さも美しかったです。

青流園と桜の競演

青流園と桜の競演も見事でした。

アクセスは、以下のマップを確認してください。


2024春・京都の桜の名所を楽しむ【桜⑥】いかがでしたか?
桜の名所と書いたように、仁和寺と平野神社は特に桜目当ての観光客が多いように思います。ぜひ素敵な桜を楽しんでください。

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