2024初夏・京都の新緑を楽しむ【新緑②】

この記事では、京都の人気スポットを巡りながら新緑を楽しむ一日コース(所要時間:7時間)を紹介します。所要時間は、最初のスポットの拝観開始から最後のスポットの拝観終了までの時間を記しています。

行き先は、以下の5か所です。
まずは、京都駅周辺の東福寺に行きましょう。京都駅からは車やバスで10分ほどです。次は、東山の方にある永観堂です。永観堂は非常に広く、見ごたえがあります。その後、嵐山に移動します。常寂光寺と祇王寺が嵐山エリアです。最後は、鷹峯に位置する光悦寺です。東福寺の開門は午前9時、光悦寺の閉門は午後5時です。

以下に記載した各スポットの拝観時間は、平均的なものです。また移動時間は、道路が混雑していない時に安全運転をした車での移動を想定しています。

 ・東福寺🍃 (1時間)
   ⇩ (30分)
 ・永観堂🍃
 (1時間30分)
   ⇩ (40分)
 ・常寂光寺 🍃
 (1時間)
   ⇩ (10分)
 ・祇王寺 🍃
 (30分)
   ⇩ (30分)
 ・光悦寺 🍃
 (30分)

🍃マークがついているスポットは、美しい新緑が楽しめます。

掲載されている写真はすべて、サイト運営者であるAKIRAが自ら撮影しました (^^)/
ちなみに私は、一年の中で新緑の季節が最も好きです。芽吹き始める草木から生命のパワーを感じる気がするからです。


東福寺

東福寺は京都最大の大伽藍を持つ寺です。嘉禎2年(1236年)から19年の歳月をかけて建立され、東大寺と興福寺を参考にして名付けられました。本尊は釈迦如来で、本堂や三門は国宝で知られます。室町時代の貴重な建築物があり、方丈庭園も美しい名所です。
通天橋は、約2,000本のモミジが新緑で広がっています。

2024年4月30日(火曜日)11:30AM撮影


詳細はこちら「東福寺・臥雲橋・通天橋・大方丈


永観堂

永観堂は京都有数の古刹で、853年に創建されました。かつては真言宗の密教道場でしたが、永観によって浄土念仏の道場へと変わり、「永観堂」と呼ばれるようになりました。現在は浄土宗西山禅林寺派の総本山であり、楓に覆われた釈迦堂や開山堂などが回廊で繋がれています。本堂の阿弥陀如来像は特徴的で、「みかえり阿弥陀」として知られています。山上からは京都市内の素晴らしい眺望を楽しむことができます。
紅葉で有名な永観堂ですが、もちろん新緑も美しく、合わせて睡蓮や半夏生も楽しめます。

2024年6月17日(金曜日)10:00AM撮影


詳細はこちら「永観堂


常寂光寺

慶長年間に日禛上人により開創された日蓮宗の常寂光寺は、京都の小倉山中腹に位置します。本堂は伏見桃山城客殿を移築して造営されました。仁王門は元和二年に本圀寺から移築され、仁王像は運慶作と伝えられます。多宝塔も美しい姿を見せています。寺内には高倉天皇から下賜された車琴などが所蔵されています。
山門を入ると、全山もみじと桜の老木に被われています。春の新緑と秋の紅葉は京都屈指です。

2024年5月15日(水曜日)9:45AM撮影


詳細はこちら「常寂光寺


祇王寺

祇王寺は青竹と青もみじに囲まれた草庵で、「平家物語」に登場する白拍子の祇王が清盛の寵愛を失い尼僧となった悲恋の寺として知られます。真言宗大覚寺派の塔頭寺院で、美しい庭園や侘びた庵が趣深く、平安時代の物語を彷彿とさせます。祇王や母・刀自、妹・祇女、清盛の木像が安置され、宝篋印塔や五輪塔も見所です。庵内の控えの間には不思議な窓があり、色とりどりの光が映し出されます。幽玄の雰囲気漂う神秘的な寺院です。

2024年5月14日(火曜日)10:00AM撮影


詳細はこちら「祇王寺


光悦寺

光悦寺は、日蓮宗の寺院で、鷹峯の景勝地にあります。江戸初期、本阿弥光悦が徳川家康から与えられた地に始まり、法華題目堂を建て、後に寺になりました。境内には光悦の芸術村の名残として7つの茶室があり、「光悦垣」で囲まれた庭園からは鷹ヶ峰・鷲ヶ峰や東山の山々が望めます。参道では、青もみじの間を木漏れ日がキラキラと光ります。

2024年6月19日(水曜日)8:30AM撮影


詳細はこちら「光悦寺


2024初夏・京都の新緑を楽しむコース【新緑➁】いかがでしたか?
桜の季節が終わり、新緑の時期の京都は比較的観光客が少ないように思います。
新緑こそ、神社や寺院の本来の良さが発揮されるのでは!?ぜひ初夏の京都も訪れてみてください。

新緑を楽しむ他のコース
 2024初夏・京都の新緑を楽しむコース【新緑①】

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